仕事の上で大切なシーンではどのような服装のこだわりがあるかにつきまして Gentleness様より

ご相談

こんにちは。wasabitofusです。

まずはお若い方のご相談を頂いたこと、嬉しく思います。コメント機能の使い方を全く分からないでいたのでご連絡が遅れました。

さてさて、仕事上の大切なシーンでの服装ですね。私の場合で恐縮なのですが、ざっくばらんではございますが、交流として大切なシーンの場合と信頼として大切な場合の大きく分けて二つの大切な場面がございます。

信頼は言うまでもないですね、実際にお金のやりとりをする場合です。そういった時はとにかく質のいいスーツ、例えばブリオーニさんやキートンさんや最近ではゼニアさんが私の場合は多いのですが、その中でも紺色、濃い紺色、季節によりましては灰色に遊び心は一切入れずに挑んでおります。

まずは気合を入れて髭をそるという儀式的なものから始まり、遅くとも三日前には上から下まで鏡の前でああでもない、こうでもないと合わせて、美容院にも行っております。

靴と鞄の素材は合わせ、クロコダイルならクロコダイルで揃えたり、カーフであれば色を揃えて統一感を出しております。これは妻の真似です。ベルトも同じようにそろえております。

…言うべきか悩みますが、それはこちらが何らかの大きなお金が舞い込んでくるときです。私の場合は不動産の売却がこれまで多かったですが、こちらがお金を頂くときはそのような格好をしております。

色合いですと、紺色、濃い紺色、濃い灰色かもう黒に近い茶系が多いです。それに革製品は明るい物を取り入れたりしております。

時計は男性であれば必ずご確認されると思いますが、低いテーブルで契約を交わしております。前のめりになるので、不自然さがなく時計をチラリズムでお相手の方にご確認頂けることと、他にも勿論理由はございますが、時計はお相手の方の年代に合わせております。

お若い方がお相手ですと、最近ではオーデマピゲさんやパテックフィリップさんのものです。女性がお相手の場合は、ハリーウィンストンさんのものやグラフさんのものを使います。

時計好きの方の場合は、ブレゲなどが多いです。

話題にもなりますし、何よりもアピールポイントはお相手の方にも気持ちよくお取引をしおて頂きたいので、損をしているのではないだろうか?と思われないことでしょうか。勿論契約をする場所は一階にして、お相手の方に車も見えるようにします。

自分でいうのは憚られますが、これくらい資産家であればこの程度の不動産は安い物なんだろうな、と思って頂くために見た目を整えています。

そして、時計は年々価値が上がるものを購入しています。資産も減らさず、仕事道具にもなります。

ブランド品の売買であれば、定価が分かるのでどうひっくり返っても、お取引の相手が損をされることはないのですが、不動産はそうでない場合がほとんどです。

もちろん、不動産であれば時代に見合った市場価格が存在しますし、その中では今後もご交流が続くかもしれない方、二回以上ご縁を頂けた方には市場価格よりはお安くしておりますが、分かりやすい信頼でいえば見た目になってしまうため、そのような装いをしております。

ただ、お相手の方が代理人を立てられる場合でご本人がいらっしゃらない場合はどうするのかと申されますと、私の場合はお断りしています。

何度かご縁を頂けて、何らかのご事情を把握していれば別ですが、そうでない場合。例えば、日本人でない場合などですね。人種差別ではなく、日本の土地を買いたいのであれば、せめて自分の足で見に来て頂きたいというのが、個人的な感情ですが入り込んでおります。

ビジネスマンとしては失格でしょう。

そして、逆にお金をお支払いさせて頂く場合ですが、私の場合はもう古い方法ですが懇意にしている銀行の方にお金を運んで頂き、お相手の方も銀行の方がいらっしゃり確認をして頂くという方法です。

振込みや最近では、もう銀行に行くことなく支払いもできる時代ではございますが、下記のような鞄を使おうと思うと、身軽に行きたいですからね。お金は重いですから、中には書類と筆記具、水筒が入れば私は十分です。

と言う苦しい理由もございますが、銀行の方がいらっしゃれば、それだけで清廉とした空気になります。見事なまでのすきのない装いをされてこられますから、私はとことん軽装で行けるわけです。

自分が支払いをさせて頂く際には、時計を含めた貴金属は一切つけません。服装もシャツさえ着ずに夏場でしたらポロシャツの場合もございます。初対面の方であれば、さすがにリネンのジャケットは羽織りますが、その程度です。

色も夏であれば、赤やら水色やらを着用しますし、冬であれば、コートの下はロロピアーナさんの普段着のセーターやカーディガンを着用しています。

コートもシャネルの場合もあれば、あらゆるお店のものを好んで着ています。二度目以降の方には、一度目の装いと何一つ被らないようにブランド品を変えています。

お相手が何度もお取引のある方の場合、私の個人的な好みを知られない工夫をしています。昔はそんなことを考えてもおりませんでしたから、自分の好きなものをさらけ出しておりましたが、そうなるとお相手の方が贈り物をして下さります。

いいではないですか、と妻なら喜んでしまうのでしょうが、お支払いをさせて頂く私が贈り物をするならばいいのです。印象を残しておくにこしたわけありませんし、お手間をかけて頂いているお礼を兼ねられます。。

ただ、逆の場合で売り手の方から贈り物を用意されてしまうと、私はいいかげんな性格なので、この方はとても気づかいのできる方だから多少高くても買っておこうとか思ってしまうのですね。

もちろん、お相手の方も海千山千の手腕の持ち主の場合はそのあたりしっかり想定されていらっしゃいます。

そうなると正しい数字の判断ができないので、誠実な装いは銀行の方にお任せして、私はただの高齢者を装っています。

神聖な服をなんと扱うのだ、と叱られてしまうかもしれませんが、それとは別に眺める嗜好品としての服も持っています。

また、それとは別に交流を目的とした場合です。

社交の場ですね。会社勤めの方でしたら毎日が社交の場であり、出会いの場でしょうから、気が抜けないでしょう。私の場合は仕事関係での交流と言われますと、何らかの催しに呼ばれる時くらいしかありません。

開催される時間や季節や催し物の内容によって衣装は変わりますが、これはもうお相手の方に印象付け、もう覚えて頂くための装いしか心がけておりません。遊び心があるものや季節感のあるもの、とにかくユニークなものを心がけております。

勿論、マナー違反にならないように念入りに下調べはしております。時間に合わせてのマナーもありますので、その範囲内で大いに遊びます。

場所がリゾート施設の場合でも、それに見合った服装をしていきます。皆様、それはそれは素晴らしい装いをされますが、主催者の方のご出身地になじみのあるものを身に付けたりもします。

お若い方のように体を使う遊びはさすがにできませんが、歳を重ねると時間はございますから、思考で遊んでおります。

柄物のスーツを着込んだり、男性ですが毛皮製品を身にまとったりしております。妻に断られない限り、妻と一緒に伺いますが何らかのおそろいの物を身に着けております。上物の色を同じにすることもあります。

後は独自性が高いものですね。もう芸能人になった気持ちで自己アピールが必要です。そういった催しにはどんどん新しい方が入ってこられます。新しい出会いは、宝くじに当たるよりも貴重です。

会社内でもそうではないでしょうか。十年間全く同じ交流はなかなかないと思うのですが、お会いする方がどのように今後お付き合いするか分からないですから、とにかく覚えていただくことを信念に服を選んでおります。

なので、あらゆる種類の服を着ます。毎日、たくさんの出会いがあるようなご環境であれば、面積の多い物から揃えてみると効果的です。

男性はまだまだ着るものに無頓着な方が多いですから、まずは面積の多いコートやジャケットなどさえ上質なものを揃えさえすれば、例え優秀な、非常に人格のよろしい方にも印象で勝てます。

上質なスーツは、ご自身の中でお金がたくさん舞い込んでくる時にご準備できれば十分かと思います。それよりも日常的に、まず面積の多いものの上着、革製品を揃え、もし私が若く、私服で通勤するのであれば、やはり上半身にまずは投資します。

無理にお酒を飲むことも、盛り上げる必要もございません。印象で勝ってしまうことが、心のゆとりにも繋がりますし、ゆとりは自信を持たせてくれて、冷静な発言もできます。

まさかと思われるかもしれませんが、印象で勝つとチャンスが多いです。勿論、渋沢栄一さんみたいな方とか、それこそビルゲイツさんやイーロンマスクさんにはそんな方法は必要ないでしょうが、私の場合は小物ですので、そういったことに気を使って仕事をしております。

勿論、優秀さのみで仕事をしなくてはならないご職業もあります。ただ、そういったご職業の方は、恐らく今度は経済的な信用があれば、何らかの時により有利に物事を進めれることも多いでしょうから、結局のところは…となるでしょう。

面積が大事と言ってしまいましたが、勿論例外はございます。メディアに出ることもお仕事の方でしょう。この方々につきましては、時計や貴金属は名刺変わりでしょうから面積だけでは語れません。どちらも必要でしょうし、それこそ数が必要でしょう。

と、そんな考え方だけでは息が詰まるので、趣味の服の方が私の場合は多いのですが、お若く、お仕事での向上心がある方々のご参考になれば嬉しいです。

年齢的に、いい加減引退をとも思うのですが、頭が元気なうちは細々とでも働かせて頂こうと決めております。と言いましても、書類上の管理しかしておりませんので、果たして仕事と言っていいのかは分かりませんが…。

さて、そんな打算的な服も含めて、私どもが出品している服は、私どもに何らかの幸運を運んできたものです。良いご縁を運んできてくれて、良い経済効果ももたらせてくれたものです。

袖を通していないものは何のかと尋ねられそうですが、外商の方のお世話になっておりますと、噂というものが広がってまいります。

ブランド品にまつわる噂は非常に便利なもので、ただ購入したという事実だけで、あらゆる方面からの信頼や信用や興味を持って頂けるものだと、身に染みて感じています。

勿論、身に着ければよりそれらを獲得できるだろうと確信しております。実際、若かりし頃は全部着ては毎日人様と交流しておりました。礼儀と思いやりの心と共に身に付けさえすれば、人様とは結局のところ、同士に弱いのかもしれませんね。

それなら同じ土俵に上がってチャンスを増やして頂きたい。

サイズもありますから、どんなものかをご参考に頂けるだけで嬉しいです。

最後までご拝読ありがとうございました。何しろ文才がなく、まとまりのない文章この上ないのですが、このまま公開させて頂きましょう。非常に楽しく綴らせて頂きました。

他にもご相談がある方は、コメント機能はうっかり見落としてしまうこともあるかと存じますので、下記よりご相談ください。

数によってはすべてにお答えできないかもしれませんが、必ず読ませて頂きます。どうか気長にお待ちください。

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